ベストな外貨両替方法「海外キャッシングの解説記事」はこちら

中国人民元の両替手数料を25店で比較!安いのは空港?銀行?

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発展著しい中国。北京・上海などの大都市は、スケールの大きさには圧倒させられます。
一方で、紫禁城や万里の長城などの世界遺産も多く、中国の悠久の歴史を感じる旅もまた素敵ですね。

中国は旅行だけではなく、ビジネスで渡航する人も多いので、日本からの直行便も多いです。

キャッシュレス化が進む中国では、スマホ決済の人が多く、屋台や市場でもスマホ決済ですます人が多いです。
そのため、現金を使ってお会計をするとお釣りがない、なんてことが多いそうです。

とはいえ、日本で使用しているクレジットカードは使えないことも多い中国。
少額でも、現金は持っていた方が安心です。

では、中国元の両替は、どこでするのがお得でしょうか?
現地のホテルや街中で両替すると高い!と言う声は良く聞きますが、では空港なら安いのか?

一度徹底的に調べようと思い、調査した店舗はなんと25店舗!

最安で両替できるのはどこだったのか。結果を発表します!

目次

中国旅行に必要な両替金額の目安はどのくらい?

ひとえに中国といってもその面積は日本の約25倍
旅行に行くとしても、1都市だけなら、大体2~3日ぐらいの日程ですが、いくつかの都市を周遊となると、やはり1週間から10日間ぐらいは必要でしょう。

観光客が行くような少し高めの飲食店ならVISAやマスターのクレジットカードなら使えるでしょう。
(JCBはほとんど使えないと思っておいた方が良いです。)
しかし、市場や露天などでは、クレジットカードは中国の「銀聯カード」しか使えない、というお店もあるようです。

クレジットカードが使えない場合を考えると、やはり現金はある程度持っていた方が良いでしょう。
中国の物価は、大都市だと日本より高めでランチで1,500~2,000円ぐらい、地方だと安めで500円ぐらいと言われています。

大きい買い物はクレジットカードを使うと考えると、1日分として1人あたり5千円程度持っていれば、まず問題ないのではないでしょうか。
大きな紙幣だとお釣りがない、と言われることもありますので、なるべく小さな紙幣を両替しておいたほうが良いでしょう。

中国元の両替手数料を調査した25店舗

成田空港 銀行系両替ショップ、GPA、トラベレックスなど
銀行の支店 ゆうちょ銀行
金券ショップ 大黒屋、アクセスチケット、ドルレンジャーなど
外貨宅配業者 ゆうちょの外貨宅配「トラベルwithYou」、ドルユーロ、マネーバンクなど
調査日 2018年5月24日

中国元は、人民元と呼ばれ、通貨コードのCNYと表記されます。
マークは日本と同じ¥マークを使います。

両替手数料は、ほとんどの店舗でレートに含まれる形になっていました。

つまり「レートがいい=両替手数料が安い」ということになります。

それでは早速、3000中国元(50,000円弱ぐらい)に両替した場合の調査結果を発表しましょう。

最安の店と最高の店では、9,360円もの金額差がありました!

上海なら名店・南翔饅頭店(ナンシャンマントウディエン)の小籠包が200個近く食べられるぐらいの金額差ですよ。

【第1位】アクセスチケット 新宿大ガード店

何と、中国元の両替手数料が一番安いのはアクセスチケットという金券ショップの新宿大ガード店でした。

3000中国元の両替にかかる日本円
50,340円

新宿西口の大ガード交差点にある大手金券ショップです。
金券ショップが一番お得、なんてびっくりです。

金券ショップは売り切れに要注意

中国元ではなく台湾ドルの話になりますが、後日、金券ショップで実際に両替してみました。しかし、どこの店も在庫なしばかりで、5店舗目でも在庫はわずか1,000台湾ドル分だけ。

金券ショップは売り切れや在庫が少ないことが多く、手数料は良くても正直使えないことがわかりました。

「使い切れなかったお金を売る」ために使う店なのかもしれません。

【第2位】アクセスチケット 新宿思い出横丁店

大手金券ショップ・アクセスチケットの新宿思い出横丁店が2位となりました。

3000中国元の両替にかかる日本円
51,180円(最安+840円)

この新宿思い出横丁店は、1位のアクセスチケット新宿大ガート店の向かい側にあるのですが、手数料は意外に840円の差がありました。
アクセスチケットならどこでも一律で同じ手数料、というわけではないんですね。

競合の金券ショップの価格調査も入念に行っているとのことで、1日に何度も価格は変更されるとのことでした。

【第3位】チケットオズ

3位は、かなりマイナーな金券ショップ「チケットオズ」でした。

3000中国元の両替にかかる日本円
51,450円(最安+1,110円)

チケットオズは、この新宿店の他、上野店があります。

【第4位】ドルレンジャー新宿西口店

上位は金券ショップが続きます。チケットレンジャーの外貨両替「ドルレンジャー」新宿西口店が4位でした。

3000中国元の両替にかかる日本円
51,480円(最安+1,140円)

【第5位】ドルレンジャー東京駅前店・六本木店

4位に続いて、5位はドルレンジャーの東京駅前店と六本木店が同額でした。

3000中国元の両替にかかる日本円
51,720円(最安+1,380円)

【第6位】ビッグチケット西新宿店

6位も金券ショップです。JR新宿駅近くのビッグチケット西新宿店です。

3000中国元の両替にかかる日本円
51,960円(最安+1,620円)

【第7位】中国のATMで海外キャッシング

Shanghai, China

第7位は中国にあるATMで、クレジットカードを使って海外キャッシングする方法でした。

3000中国元の両替にかかる日本円
51,982円(最安+1,642円)

現金が足りないとき、海外キャッシングなら街中で気軽に中国元を引き出しできて便利です。

中国にはホテルや銀行はもちろん街の至る所にATMがあります。
ATMにVISA(PLUS)やMaster(Cirrus)のマークが付いていれば、海外キャッシングが可能です。

海外キャッシングの総コスト 中国元レート+ATM手数料(~200円)+金利

カードの国際ブランドが定めるレートに、ATM手数料と金利を加えた金額が、カードの支払日に引き落とされます。

今回の中国元両替(7日後の繰上返済で試算)で使ったのはエポスカード。なぜなら初回30日は利息無料で、繰上返済の手数料も無料だからです。

エポスカード

2,000円分のポイントプレゼント中

エポスカードがおすすめの理由や海外キャッシングのメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。

海外ATMで現金引き出しできるお得な両替方法「海外キャッシング」

【第8位】マネーバンク(参考金額)

8位は参考金額ではありますが、外貨両替宅配業者のマネーバンクでした。

3000中国元の両替にかかる日本円
52,020円(最安+1,680円)

参考金額としているのは、マネーバンクでは7万円以上の両替しか受け付けていないためです。

7万円以上なら全国送料無料で、中国元をかなり安いレートで届けてくれるのでおすすめです。

【第9位】ドルレンジャー銀座3丁目店

第9位も金券ショップで、チケットレンジャーの外貨両替「ドルレンジャー」銀座3丁目店でした。

3000中国元の両替にかかる日本円
52,050円(最安+1,710円)

【第10位】外貨宅配業者 ドルユーロ

第10位は、外貨両替ショップ、ドルユーロです。

3000中国元の両替にかかる日本円
52,750円(最安+2,410円)

ドルユーロは、ネットで中国元を手軽に購入できるのが利点です。
送料は400円、10万円以上の両替なら送料無料です。

【第11位】上海浦東空港の両替所

上海浦東国際空港の両替所が第11位です。

3000中国元の両替にかかる日本円
54,809円(最安+4,469円)

中国元の両替については、後で出てきますが、日本の空港で両替するよりも1,600円以上安い結果となりました。
日本の空港で両替して行くよりも、中国に着いてから現地の空港で両替する方がお得なんですね。

【第12位】甲南チケット

関西地区に店舗が多い金券ショップ、甲南チケットが第12位でした。

3000中国元の両替にかかる日本円
56,430円(最安+6,090円)

【第13位】外貨両替専門店GPA(成田空港)

ようやく第13位に、成田空港にある両替所が登場です。

3000中国元の両替にかかる日本円
56,460円(最安+6,120円)

外貨両替専門店GPAは、成田空港内にある両替所では一番安かったです。
逆に一番高かったのは、みずほ外貨両替ショップでした。その差570円です。

【第14位】大黒屋 渋谷センター街店と三菱UFJ外貨両替専門コーナー(成田空港)

大手金券ショップの大黒屋 渋谷センター街店と、成田空港にある三菱UFJ外貨両替専門コーナーが同じ金額で第14位でした。

3000中国元の両替にかかる日本円
56,700円(最安+6,360円)

【圏外】国内空港の両替所よりも中国元レートが悪かった店舗

空港の両替所よりも両替手数料が多くかかるなら、わざわざ利用する必要はありませんよね。

中国元の調査で、空港にある両替所よりも手数料が高かった店舗は圏外としてまとめました。

ゆうちょの外貨宅配「トラベルwithYou」 56,910円(最安+6,570円)
ゆうちょ 57,000円(最安+6,660円)
SMBC信託銀行外貨両替コーナー(成田空港) 57,000円(最安+6,660円)
みずほ外貨両替ショップ(成田空港) 57,030円(最安+6,690円)
トラベレックス新宿西口店(カード払い可能)  57,090円(最安+6,750円)
トラベレックス オンライン 57,460円(最安+7,120円)
大黒屋 外貨宅配(送料込) 58,330円(最安+7,990円)
大黒屋 新宿南口店 59,700円(最安+9,360円)

みずほ銀行の外貨両替ショップは空港では最悪

中国元の手数料調査では、みずほ銀行の外貨両替ショップのレートが一番よくありませんでした。
(とはいえ、空港内で一番レートが良かった外貨宅配専門店GPAと比較しても、570円ぐらいの差ですが)

空港にある両替所の手数料はほぼ横並びになっていることが多いですが、今回のように少し差が付くこともあるようです。

歩いて数秒のところにあったりするので、念のためレートをチェックすると、差額分でお土産に月餅ぐらいは買って帰れるかもしれません。

Mooncakes

中国元の外貨両替手数料が一番悪かったのは「トラベレックス新宿西口店」

トラベレックスは世界最大の外貨両替所チェーンですが、中国元のレートは最悪という結果になりました。

トラベレックスは各空港にもありますが、それぞれレートがかなり違うため注意しましょう。

中国元の両替手数料は高いということがわかりましたが、トラベレックスはカード払いに対応しているというメリットもあります。

日本円の現金ではなく、クレジットカード払いで中国元を入手できるのはトラベレックスだけのメリットです。

中国元は現地でカードキャッシングがおすすめ!

それでは、中国元のお得な両替方法のまとめです。

中国元を両替する時の心得
  • 中国元は、現地のATMでキャッシングするのが手軽でお得
  • 現金を用意しておきたいなら、現地空港での両替がおすすめ
  • 日本の空港で中国元に両替するのは損
  • 高額を両替するなら西新宿の金券ショップへ

中国に行くなら、カードキャッシング&現地の空港で両替するのがお得!覚えておいてくださいね。

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