ベストな外貨両替方法「海外キャッシングの解説記事」はこちら

台湾ドルの両替手数料を24店で比較!安いのはどこ?【空港は大損】

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おいしいスイーツから屋台、小籠包、夜市、九份、おしゃれなショップまで。物価も安めの台湾は大人気の海外旅行先です。

成田・羽田空港はもちろん、関空や福岡空港からも直行便があり、とても身近。

バニラエア、ピーチ、SCOOT、タイガーエアなどLCCの運航も多く、航空券は国内旅行するより安いぐらいです。

台湾では屋台や小さなお店など、クレジットカードが使えない店で買い物する機会が多くなるので、現金は必須。

台湾ドルに両替する金額も多めにしておくのが安心です。

台湾ドルへの両替は、日本の空港が安いのか、台湾の空港が安いのか。実は現地のホテルの方が安いなんてこともあるのか。

一度徹底的に調べようと思い、調査した店舗は台湾現地も含めてなんと24店舗!

最安で両替できるのはどこだったのか。結果を発表します!

目次

台湾旅行に必要な両替金額の目安はどのくらい?

2泊3日か3泊4日が一般的な台湾旅行。

現金が必要になるのは、電車やタクシーの交通費、飲食代、小さな店での買い物、マッサージなどが中心です。

台湾でも高めの飲食店ならクレジットカードは使えるので、1人あたり3万円を台湾ドルに両替しておけば、まず問題ありません。

あまり買い物をしない人なら2万円でも十分でしょう。

台湾ドルの両替手数料を調査した24店舗

成田空港 銀行系両替ショップ、GPA、トラベレックスなど
台湾 松山空港、ホテル、ATM
金券ショップ 大黒屋、アクセスチケット、ドルレンジャーなど
外貨宅配業者 ゆうちょの外貨宅配「トラベルwithYou」、ドルユーロ、マネーバンクなど
調査日 2018年5月24日

台湾ドルは、台湾元(圓)・NT$(ニュー台湾ドル)と表記されます。

両替手数料は、ほとんどの店舗でレートに含まれる形になっていました。

つまり「レートがいい=両替手数料が安い」ということになります。

それでは早速、12,000台湾ドル(50,000円弱ぐらい)に両替した場合の調査結果を発表しましょう。

最安の店と最高の店では、8,520円もの金額差がありました!

台湾なら名店・鼎泰豊(ディンタイフォン)の小籠包が100個以上、屋台の葱餅なら85枚以上食べられるぐらいの金額差ですよ。

【第1位】アクセスチケット 新宿大ガード店

何と、台湾ドルの両替手数料が一番安いのはアクセスチケットという金券ショップの新宿大ガード店でした。

12,000台湾ドルの両替にかかる日本円
42,600円

新宿西口の大ガード交差点にある大手金券ショップで、店舗数は大黒屋の次に多そうです。

空港が安いのかと予想していたら、いきなりの伏兵でした。アクセスチケットは大阪のほか、全国に店舗があるので覚えておきましょう。

金券ショップは売り切れに注意

後日、台湾に旅行することになったので金券ショップで台湾ドルに両替してみました。しかし、どこの店も在庫なしとのこと!

5店舗目でやっと在庫がある店を見つけたものの、あったのはわずか1,000ドルだけ。

金券ショップは売り切れが多く、手数料は良くても正直使えないことがわかりました。

基本的には「余った外国のお金を売る」ための店なのかもしれません。

【第2位】アクセスチケット 新宿思い出横丁店

大手金券ショップ・アクセスチケットの新宿思い出横丁店が2位となりました。

12,000台湾ドルの両替にかかる日本円
44,160円(最安+1,560円)

この新宿思い出横丁店は、1位のアクセスチケット新宿大ガート店の向かい側にあるのですが、手数料は意外に1,500円以上の差がありました。

アクセスチケットならどこでも一律で安いという訳ではないようですね。

競合の金券ショップの価格調査も入念に行っているとのことで、1日に何度も価格は変更されるとのことでした。

【第3位】台湾のATMで海外キャッシング

3位は台湾にあるATMで、クレジットカードを使って海外キャッシングする方法でした。

12,000台湾ドルの両替にかかる日本円
44,224円(最安+1,624円)

現金が足りないとき、海外キャッシングなら街中で気軽に台湾ドルを引き出しできて便利です。

台湾にはコンビニがたくさんあり、その多くにATMがあります。ATMにVISA(PLUS)やMaster(Cirrus)のマークが付いていれば、海外キャッシングが可能です。

海外キャッシングの総コスト 台湾ドルレート+ATM手数料(~200円)+金利

カードの国際ブランドが定めるレートに、ATM手数料と金利を加えた金額が、カードの支払日に引き落とされます。

今回の台湾ドル両替(7日後の繰上返済で試算)で使ったのはエポスカード。理由としては「初回30日利息無料」「繰上返済が無料で簡単」だからです。

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エポスカードがおすすめの理由や海外キャッシングのメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。

海外ATMで現金引き出しできるお得な両替方法「海外キャッシング」

【第4位】マネーバンク(参考金額)

4位は参考金額ではありますが、外貨両替宅配業者のマネーバンクでした。

12,000台湾ドルの両替にかかる日本円
44,280円(最安+1,680円)

参考金額としているのは、マネーバンクでは7万円以上の両替しか受け付けていないためです。

7万円以上なら全国送料無料で、台湾ドルをかなり安いレートで届けてくれるのでおすすめです。

【第5位】ドルレンジャー新宿西口店

上位は金券ショップが続きます。チケットレンジャーの外貨両替「ドルレンジャー」新宿西口店が5位でした。

12,000台湾ドルの両替にかかる日本円
44,496円(最安+1,896円)

【第6位】ドルレンジャー東京駅前店・六本木店

5位に続いて、6位はドルレンジャーの東京駅前店と六本木店が同額でした。

12,000台湾ドルの両替にかかる日本円
44,544円(最安+1,944円)

【第7位】ビッグチケット西新宿店

7位はまた金券ショップです。JR新宿駅近くのビッグチケット西新宿店です。

12,000台湾ドルの両替にかかる日本円
44,640円(最安+2,040円)

【第8位】チケットオズ

8位は、かなりマニアックな金券ショップ「チケットオズ」でした。

12,000台湾ドルの両替にかかる日本円
44,760円(最安+2,160円)

「チケットオズ」は新宿西口店の他に、上野店があるようです。

【第9位】台北・松山空港の外貨両替所

台北・松山空港にある銀行のレートが9位でした。

12,000台湾ドルの両替にかかる日本円
45,351円(最安+2,751円)

台湾ドルの場合、日本国内の空港で両替するよりも、現地に着いてから両替する方がはるかにお得ということがわかりました。

台北・松山空港には複数の両替所がありましたが、写真の兆豊国際商業銀行の方が、台湾銀行よりもわずかに安くなっていました。

銀行なので、桃園空港での両替レートもおそらく同じでしょう。

【第10位】ドルレンジャー銀座3丁目店

10位はまた金券ショップのドルレンジャーです。

12,000台湾ドルの両替にかかる日本円
45,768円(最安+3,168円)

銀座3丁目店は、他のドルレンジャー店舗に比べて1,000円以上高くなっていました。

【第11位】ドルユーロ

外貨両替宅配業者のドルユーロが11位です。

12,000台湾ドルの両替にかかる日本円
45,772円(最安+3,172円)

銀行振込の手数料は別途必要になりますが、送料込みでこのレートはなかなか優秀です。

【第12位】台湾のホテルのフロント

12位は、11位と2,000円以上の差が付いたものの、まさかの番狂わせ。

現地ホテルフロントでの両替です。

12,000台湾ドルの両替にかかる日本円
48,309円(最安+5,709円)

両替したのは、台北駅の目の前にあり、観光客に人気の「シーザーパークホテル台北」です。

「ホテルフロントでの両替はレートが悪い」というの常識だと思っていましたが、台湾ドルの両替についてはそんなことはありませんでした。

日本国内で台湾ドルに両替するよりも、ホテルで両替する方がずっと安いという意外な事実を発見できました。

【第13位】GPAと三菱UFJ外貨両替専門コーナー(成田空港)

13位にやっと、空港での両替所が登場です。成田空港のGPAと三菱UFJ外貨両替専門コーナーが同レートでした。

12,000台湾ドルの両替にかかる日本円
49,920円(最安+7,320円)

銀行系の外貨両替所は、成田空港・羽田空港・関西国際空港・中部国際空港・福岡空港のどこでもレートは同じです。

三菱UFJ系では、ワールドカレンシーショップという名前の両替所が街中にもありますが、そのレートも同一です。

12位の台湾ホテルフロントとの金額差は1,600円以上。

わざわざ日本から両替していっても、台湾に着いてからホテルのフロントで両替する方が安いとは、なんとも悲しい話ですね。

【第14位】SMBC信託銀行外貨両替コーナー(成田空港)

SMBC系の両替所が14位でした。

12,000台湾ドルの両替にかかる日本円
49,972円(最安+7,372円)

13位との差はわずかなものです。

【圏外】国内空港の両替所よりも台湾ドルレートが悪かった店舗

空港の両替所よりも両替手数料が多くかかるなら、わざわざ利用する必要はありませんよね。

台湾ドルの調査で、空港にある両替所よりも手数料が高かった店舗は圏外としてまとめました。

大黒屋 渋谷センター街店 49,991円(最安+7,391円)
みずほ外貨両替ショップ(成田空港) 50,040円(最安+7,440円)
大黒屋 新宿南口店 50,473円(最安+7,873円)
大黒屋 外貨宅配(送料込) 50,604円(最安+8,004円)
ゆうちょの外貨宅配「トラベルwithYou」 50,640円(最安+8,040円)
トラベレックス オンライン 50,680円(最安+8,080円)
トラベレックス新宿西口店(カード払い可能) 51,120円(最安+8,520円)

みずほ銀行の外貨両替ショップは空港では最悪

台湾ドルの手数料調査では、みずほ銀行の外貨両替ショップだけレートがよくありませんでした。(といっても、三菱UFJに比べて120円程度の差ですが)

空港にある両替所の手数料はほぼ横並びになっていることが多いですが、今回のように少し差が付くこともあるようです。

歩いて数秒のところにあったりするので、念のためレートをチェックすると、ルーローハン1杯分ぐらいは節約できるかもしれません。

台湾ドルの外貨両替手数料が一番悪かったのは「トラベレックス新宿西口店」

トラベレックスは世界最大の外貨両替所チェーンですが、台湾ドルのレートは最悪という結果になりました。

トラベレックスは各空港にもありますが、それぞれレートがかなり違うため注意しましょう。

台湾ドルの両替手数料は高いということがわかりましたが、トラベレックスはカード払いに対応しているというメリットもあります。

日本円の現金ではなく、クレジットカード払いで台湾ドルを入手できるのはトラベレックスだけのメリットです。

台湾ドルは現地で両替するのが安い!

それでは、台湾ドルのお得な両替方法のまとめです。

台湾ドルを両替する時の心得
  • 台湾ドルは、台北・高雄の空港に着いてから両替するのがおすすめ
  • 街中のコンビニATMでキャッシングするのも手軽でお得
  • 日本の空港で台湾ドルに両替するのはかなり損
  • 高額を両替するなら西新宿の金券ショップへ

台湾に行くなら、日本の空港でたくさん両替するのは損!覚えておいてくださいね。

2 Comments

外貨両替の手数料比較レポート管理人

12,000台湾ドルのところが1200台湾ドルになっていました…。
大事なところ、本当にすみません。
指摘していただいてありがとうございました!

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